2022年12月19日 08:00
経営コンサルティングを行っていた頃、多くのディプロマビジネスを行っているクライアントさんが存在していました。
過去ディプロマビジネスでのコンサルティングでは、何れも収益構造がガラリと変わり売り上げが倍増しています。
そして何よりも効果が大きいのが、オリジナルメソッド考案者とそのディプロマ保有者との間で経済循環を起こすことに在ります。
これは相互に大きな資産を形成していきます、そしてこの相乗効果でどんどん会員も増えていきます。
ディプロマビジネスとは日本語で解りやすく言うと「元締め制度」とも訳せるものです、オリジナルメソッドをそのメソッドでビジネスしたい人に学んでもらったうえで、そのメソッドを活用してビジネスを行ってもよいというお墨付きを与えるわけです。
つまり国家ではなく民間が発行する資格や認定を指しています、このディプロマビジネスで失敗する大きな要因の一つはキャッシュポイントにあります、ここを見誤っているので多くのディプロマビジネスは上手くいかずに自然崩壊していくのです。
最も危険な行為は教えることそのもので利益を上げようとすることです、私もオリジナルのメソッドでのディプロマビジネスは複数ありますがセミナーはほぼ無料に近い2時間で2~3000円という金額に設定にしています。
成功する思考ポイントは誰の為の何のためのディプロマ発行なのかということに尽きます、私の持論の一つに「他者の利益に自身の利益を染み込ませろ!」というのがあります、つまりディプロマビジネスの成功の秘訣はこれを徹底して実践する必要があるのです。
まずは、オリジナルメソッド考案者ではなくディプロマ保持者が利益を上げることが優先課題なのです、これによってどんどん広がっていきます、当然集客は一切行う必要もありません。
「与えれば寄り欲しがれば離れる」、人の心理とはこんなものなのです、自身の為と考えるのであればまずは他者に与えつくすのです。
そしてどんどん儲けてもらうことです、何故ならそのディプロマによって儲からないのであればそのディプロマが何の価値も無いことを証明してしまうからです、これでは本末転倒もいいところです。
もし講座を収益源として行うのであればディプロマは発行すべきではなく、収益構造そのものから他者に自身のメソッドを使わせるようなスキームを排除した方が解りやすくて誤解も少なくなるでしょう。
どんなビジネスも中途半端なスキームは最も信頼と人を失います、ディプロマビジネスを行うときにはどこにキャッシュポイントを設定するか自身の理想と人間性の器の大きさでその人に合った方法を徹底すべきです。