2021年8月21日 08:00
誰にでも、ライバルの一人や二人はいると思います。
そこでライバルにどうしても勝てないと思うとき、原因が何処にあるのかを見極めなくてはいけません。
その理由の多くは、相手のフィールドもしくは相手の戦法で戦っているからではないでしょうか?
相手と同様の客層を狙っていませんか?
相手と同様の方法をとっていませんか?
どんな事でも、自分の持ち味は自分が一番知っています。
ただ、ライバルに勝ちたいという一心で視野が狭くなってしまっているのです。
そして結果的に、相手のフィールドや戦法で勝負をしてしまうのではないでしょうか?
自分の得意とする戦法であれば勝利し、相手の得意な戦法では負けてしまう、これは当然の結果です。
自分の最も得意とするフィールドと戦法で再度勝負をしてみましょう。
成功している人は他者事などまったく視界にも入れず、自分のペースと勝利パターンをしっかり持ち、常にぶれることなく粛々と実績を上げることができる人なのです。
こんな当たり前の事が経験が少ないと見えてこないものです。
百戦錬磨の経験者は、最大のライバルは自分自身であることを知っています。
経営者が考えなくてはいけない事項は、「ライバルは作っても決して争うな」という事です。
まさに「争いは百害有って一利無し」なのです。
真のライバルとは本来的には仲が良いものです、互いに切磋琢磨し自身を磨くための目標となるのですから。
どんな業界も、ライバル同士の競争美学によって業界全体が成長し繁栄してきたのです。
経営者は、これを真に理解しなくてはいけません。