優先の意味を混同するな!
人生は自分優先、ビジネスは他者優先。
ビジネスは他者優先してこそ利益活動が順調に行える。
結果的にそれが自身の人生上の利益にも繋がってくる。
対して人生の主役は自分であり自分優先が必須である。
自分優先で人生を過ごせるからビジネスも上手くいく。
ビジネスなど人生の一握りの些細な局所に過ぎない。
人生において自分優先しなくて誰を幸福にできようか?
人生を自己優先で大いに愉しむから、
ビジネスにおいて他者優先でも楽しくできるというものだ。
ここを混同せずにきっちり分けて、
人生という大局を大いに愉しみ、ビジネスという局所を楽しめ!
縁で思考せよ!
だいたいの人は信頼だの信用だの枝葉ばかりに気を取られる。
好きとか嫌いとか、考え方や生き方などもどうでもよいことだ。
枝葉ばかり見ていると些細な事項に心をぶらされる。
人間関係とはもっと奥深くに在る根幹事項が重要なんだ。
その人と本当に縁が有るなら離別しても再会し事を共にする。
縁が無ければ今が良くても生涯に渡り事を共にすることはない。
その人を信じる信じないかは、
今この瞬間の刹那なるたった一つの微塵事に過ぎない。
それよりも常に思考すべきは、
その人と生涯に渡る縁が有るのか無いのかということだけだ。
10を聞いて1を知ろ!
知識や経験が多いと1を聞いて10を知る事など簡単なことだ。
ただ、経営者に重要なのは物事を理解することではない。
正確に起きている10の事実を掌握し、
そこから、たった1つの対処法を導き出すことが必須事項である。
あらゆる方面の情報を得て一つの隠れた真実だけを追求する。
真実の追求無くして戦略戦術を導き出すことなどできるはずもない。
思い込みという手抜きの姿勢はビジネスには致命傷となる。
大局と局所で考えろ!
大空から大局を捉える鳥の目で全体を眺めて思考せよ。
詳細な局所に注力する虫の目で細かな部分まで観て思考せよ。
一つの事項も2つの目で観れば隠れた事実が浮かび上がる。
隠れた事実を把握せずに行動するところに策は存在しない。
策多ければ勝ち、少なければ負け。