提案の真の意味を理解せよ!
自己利益優先の提案は、
相手に受け入れられないばかりか失望すら与えてしまう。
提案は読み手の利益や、
価値の共有が明確に示されてなくてはならない。
それを示してない提案は単なる自慢話に過ぎない。
最も重要な事は提案する前に、
その人と自身の立場を明確に理解すること。
提案とは、その内容を観れば、
実績も器も人となりが丸見えになる代物でもある。
チャンスとピンチは背中合わせ、
どんな事項にも陰陽の微妙な関係がある事を知ること。
何気ない一言が命取り!
どんなに言葉で飾ろうが、
ちょっとした瞬間に本心はつい出てしまう。
会話の中の相槌、言葉は「同意」でも表情は「否定」。
必死で作り笑顔、出てくる言葉は慇懃無礼極まる。
メールでお詫び、釈明に承認欲求で終いには正当防衛。
本音で通すなら一貫として本音で通すこと。
お芝居で通すなら一貫として超一流の役者を演じること。
中途半端が許されるのは若いときだけだ。
世間の風は思っているほど寛大ではない。
売ろうとするな!
売ろうと思えば媚を売ることになる。
本音ではない建前言葉と作り笑顔でピエロを演じることになる。
もしも売ってしまったら、今度は面倒なお付き合いが始まる。
つまらない時間を取られ、無駄な物に散財することになる。
だから、気が付けば儲ってないんだ。
鵜の目鷹の目で顧客探しはもういい加減止めよう。
儲かってる人は売ろうと頑張らない。
やる事やったら、ダンマリを決め待つことに徹するのみ。
だからマイペースに他者に気を使うことなく自由に行動できる。
無理しなくとも成功者はしっかり儲けている。
時代と共に変化せよ!
今の世の中、1年もすれば大きくニーズも価値観も変わる。
時代に合わせて自身を変化させていく者だけが生き残る。
これは生命誕生からの自然の摂理でもある。
商品も、サービスも、事業も、
1年以上変わらないというのは有り得ない。
変化無くは安定という名の衰退に等しい。
老舗や昔からの商品は変わらない事を価値としている。
しかし、その裏には成長を諦め、
維持する事に方針をシフトしているに過ぎない。
成長には時代に合わせた変化が必須。
変化(進化)無き者に成長、そして成功はない。
経営は山登りだと心得よ!
最初は山登りができることへの達成感でウキウキする。
そんな浮いた気持ちなど、
一旦山登りを始めた途端に吹き飛んでしまうだろう。
道は徐々に険しくなり、障害は次から次へと押し寄せる。
障害をクリアするも、
ほっとする間もなく次の障害が立ちはだかる。
一度登り始めたら頂上を目指すしかない。
山登りの本当の喜びは山登りを行うことではない。
自らの足で頂上へ達し、
その例えようもない大きな感動を味わうためにある。
無理だと思うなら途中下山するもよし、
ただし失望感は一生付きまとうだろう。
登るも辛し、下りるも辛し、
同じ辛さなら前向きに登るのが良い。
山登り、厳しいほどに頂上に達した喜びは大きい。
それを励みにひたすら登るのみ。