2024年9月 5日 06:00
IT事業家として復活して早6年、この間に元社員や取引先、また公私共に大いに飲んで楽しんだ友人たちと必然的に再開し交流を再び深めています、どちらかというと連絡を貰っていながらも私の都合で会わずにいた人たちが大半です、それでも時折連絡をしてくれていたことには大いにありがたく思っています。
さて、そんな過去にいろいろな意味で楽しんだ大半の人はいつ会っても昔の思い出話しかしないのです、最初のうちは私も忘れかけていた過去の話で記憶が整理され再度会いたいと思う人を探せたので嬉しくもあったのですが何度も会ううちに今度は逆に違和感を覚えるようになってしまったのです。
お互いにそれなりの歳になったのですからビジネスを離れて年金とアルバイトで暮らす人もいます、それにしても未来の話が一つも出ないのは流石に驚きます、少なくても老後はこうしたいとか自分の趣味の話程度でも未来に繋がる会話をしたいのが今の私です、ですので再度距離を置くようになってしまいました。
約90%の人は凡そ35~40歳で思考が固まりその時点の生き方や価値観に留まって生き続けるという研究成果が存在しています、だからいつ会っても同じ話しを繰り返すのです、きっとその人たちはこの部類の人なのではないかと思うのです、だから頑なに現状維持に固執して新しい生き方をみつけたいとかという欲求が何も出てこないのかもしれません。
それはそれなりに平凡な暮らしの中で昔話に花を咲かせて楽しい酒を飲めるのだから善いことかもしれません、何よりも憂いを抱えながら生きている人よりもよほど幸福です、ただ私は今はそのステージではなくてまだまだやりたいことが山ほどあり常に新たに開く未来のことだけを考えてしまいます、だからきっとその人たちのことは好きなのですが必然的に違和感を覚えてしまうのです。
こういう平和な人たちとどこかの時点できっとまた楽しく飲める日が再度やってくると思います、それまでは同じ未来志向の人たちと限り有る人生の残り時間を過ごしたいと思います。