2024年9月 6日 00:00
私の生来の生業であるIT事業を本格的に再興させて早6年が経ちました、この間にそれまでの10年間に頭の中でロジカルシンキングしてきた事項を一気に爆発させ極めて短期間で高収益化させることができました。
話は変わって世の中には「世を忍ぶ仮の姿」という言葉があります、私の生来の生業を封印してきた10年間はまさにその言葉通りの人生でした、生来の生業を封印するのには相応の意味も理由もあるのですが、上場企業からMBO(マネージメントバイアウト)によって再興するにあたり各種の束縛が存在していたということだけで詳しい話はここでは控えておきましょう。
そんなわけで再興後はそれまでの25年間の経営で事業構築や資金調達に始まり上場準備など多くの経営経験を通して蓄積されたノウハウを活かし経営コンサルティングをメイン事業に変革しました、加えてサイドラインサービスとして起業や経営実務支援などを合わせて総合経営支援を事業化し経営コンサルタントに甘んじて世を忍んできたわけです。
そんな「世を忍ぶ仮の姿」時代にはそれまでの人生では出会うこともないような人たちと多数出会いました、ほとんどの人は過去の実績を知る由もなく未来に復興する計画を持っていることなどは当然のこと予想すらできません。
ただただ漠然と目前にいる面倒なことを言うだけの変なオジサンだと思って接していたのでしょう、だから自身の思惑どおりに利益にならなければ簡単に縁を切っていきました、そんな人の中でしっかり過去の実績を調査しどんな人達と何をしてきたのかを分析していた人がいました、また極めて鋭い嗅覚を持って今はただ「世を忍ぶ仮の姿」だということを見抜いていた人もいます。
そんな人が現在大きく育ったメイン事業(IT事業)の表や裏で人生を大いに謳歌しています、そしてそれまでに思ってもみなかった上場企業相手に億単位のビッグビジネスを何度も経験し、会いたくても会えないような上場企業の代表や役員の人たちと会食するまでの付き合いをして資産構築できているのです。
昔から「信じる者は救われる」といいます、ただこの言葉の真意は信じる対象は他者ではなく自分自身です、自分自身の嗅覚や持っている能力に自信のある人は同じ匂いのする人を疑いも無く信じられるのです、だからどんな理不尽な事が起きても冷静に見極め離れることをしないのです。
もう一つは他者を信じきることができない人は他者を信じたいという自分を信じることができないのです、だから他者を信じ通す自身に対して辛くなってくるのです、そこでリセットし別の人を求めて徘徊するのです、でも結果は自身が変わらない以上は同じことを繰り返すだけです。
他者を一度でも信じたら最後まで信じ通す人は成功するためのショートカット法を自然に身につけており絶好のチャンスをキャッチしたら即実行に移しそれを継続します、そして「信じる者は救われる」を見事に実践していくのです、自分を信じられる人は同類の他者を真に信じられるのです。
何事も決定や行動を司るのは思考です、その思考は生まれてからこれまでの経験によって形成されていきます、つまり今の自分は自身で過去に作り上げてきた造形物と言っても過言ではありません、人生成功者になりたければ目標を定めてそれに相応しい意味ある正しい経験を積んでいくしかないのです、そしてこれは何歳になろうが実行可能です、10年後の自分を今から10年という期間をかけて造形するのです。