2024年9月19日 06:00
対等な信頼関係とは、
自身の望むことと相手の望むことを相互に担保することにある。
自身の望みばかりを要求し相手の望みは肩透かし。
これでは信頼関係を築けないばかりか、
突然のように縁を切られても文句の一つも言えないだろう。
相手の望みが受け入れられないのであれば、
最初から自身の望みを要求すべきではない。
それは利己主義の極みというものである。
他者から与えられるだけの人生など有り得ない。
どこかで必ず与えられた以上のものを失うことになる。
自身が望む目標達成には、
先ずは支援者の要求を受け入れる覚悟が必須である。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。