2021年6月18日 00:00
「いくら考えてもどうにもならぬときは、四つ辻へ立って杖の倒れたほうへ歩む」
泰平の世をもたらし江戸幕府を築き上げた徳川家康の、なぜかほっとする一言。
数多い徳川家康が残した言葉から何故これを選んだのか?
天下人であろうがしょせんは人の子です、神頼みにすることもあるというところがなんとも人間らしいと思えるからです。
経営者も幾ら考えても判断しようがないことなど山ほどあります、そんな時はどっちでもいいから何かを選んで進むしかないのです。
正解とは結果にすぎないということを理解していれば、何を選んでも正解と思えるように上手く運ぶしかないのです。
ビジネスも全てが結果です、何を選んできたかなどという選択の過程には何の価値もありません。
まして道中に起こる刹那の事象などはどうでもいいのです、評価にも値しません。
結果を残せば正解、残せなければ不正解、物事は極めてシンプルなのです。