2021年5月 7日 00:00
「日本製の新型コロナウィルスワクチンは何故いつまでも出てこないのだろう?」、こんな疑問を日本人の多くが抱いていることでしょう。
当初、米国などと共に開発に意欲を燃やしていた日本製ワクチン開発は、遅れに遅れてようやく今年の暮れごろに認可が下りると予想されているに過ぎません。
日本の製薬技術は世界的にも最高レベルでノーベル化学賞を13人も輩出しており、更には世界トップ50の製薬会社の上位に10社も名前を連ねています。
しかし、今回の新型コロナウイルスワクチン開発では世界を揺るがす話題が一つも在りません。
この不可思議な事実の原因を先日来調査していたら、日本人の多くはまだ知らないとんでもない裏事情が浮かび上がってきました。
それは、「日本政府は既にポストコロナ時代に向け経済投資を始めている」という事実です、そしてその投資先は何かというと「量子コンピューター」なのです。
日本の量子技術は現在米国と並び世界でも最高レベルにあり、量子通信や量子データ処理ではトップクラスです。
そして、今水面下で進められているのが官民共同組織の創設です、日本政府とトヨタや富士通など民間大手企業50数社で世界最大の「量子技術」組織を結成しようというのです、また近い将来法人化する計画もあるようです。
更には、その前段としての「デジタル化推進投資」が幾つも既に公表されています。
これらの政策が、新型コロナウイルスパンデミックが終焉の後世界を席巻して行く事になると予想しています。
日本政府の直近のワクチン開発投資は100億円です、これは米国の100分の1以下です。
「ワクチンで開発先行している米国産を買う方が自国開発するよりも早くて安い」、こんな計算ができていたのかもしれません、もしくは国家間での合意か?
「ワクチンは米国に頼り国家予算を次世代技術に回している」、この是非の結果は10年後に現れることになります。
その時に日本人は喜ぶのか怒るのか、犠牲になるのは常に弱者という事だけは避けてもらいたいと願います。