2021年4月27日 00:00
昨年4月の新型コロナウイルスパンデミックによる緊急事態宣言の発令、1ヶ月ほどで徐々に収まり始めた頃に確実にこのパンデミックは2年は収まらないと予測してブログにも記しました、更には同じ記事のなかで変異種による第二波以降は都市部よりも地方が危ないとも書いています。
嫌な予測は当たっても嬉しくないのですが、私はこの数年間を「天から貰った猶予期間」という認識でビジネスもプライベートな計画も全てを先送りしてパンデミックが収束した後にゴールポストを移して各種の計画変更をいたしました。
一種の賭けだったのですが結果的には善い方向へ全てが流れている状況を作り出せたことは幸いでした、約2年かけた新事業の巨大サイトを1から再構築、グループ企業の経営改革と事業変革を断行、金融子会社を売却し新たな事業子会社を創立、各社の資本政策の再検討など自分で言うのもおかしいのですが今思えば全てがベストなタイミングで一気に行えたと思います。
この1年間はまさに天から貰った猶予期間だと思えるようになりました、そして更にもう数年間あります、つまり都合3年ほどの猶予期間を貰ったということです、この3年間は世界中の人が平等に得ています、これをどう有益に使えたか否かは5年後に雲泥の差となって現れます。
さて3年間の猶予を貰ったとしてあと2年残っているわけです、別の言い方をすれば全ての計画が3年間ずれたわけです、こんなことをここ数日考えていて突然のように降って沸いてきたのが隠居予定の計画変更の是非についてです。
ということで予定していた隠居を潔く数年間ずらすという決意を固めました、極身近な人達に早々に話したら皆さん安堵の表情です、やはり各種の不安が募っていたのでしょう。
さて天から貰った数年間という隠居への猶予期間を有益に使わせていただきます、隠居の延期を決意した途端に焦りにも似た気持が一瞬で消滅しじっくりと腰を据えて粛々とビジネスと理想郷構築を進める気持に変わりました、数年間の熟成期間によって熟した果実を隠居後に美味しく頂くことにしましょう。