2024年10月26日 11:00
地方拠点の工事は順調に進んでいます!
今回の出張では、地元の不動産屋さん、市役所等へ立ち寄り、職人さんたちとの打ち合わせ、もろもろの現地確認などなどを行ったのですが、一番楽しみにしていたミッションがこちら!
さつまいも掘り!
6月に苗を植え、敢えてそのまま放置栽培をしていました。
肥料や農薬を使わないのはもちろんですが、水やりなし、そして耕さない、とにかく人間の手を加えない、本当にただ穴を掘って苗を植えただけでした。
しかも10年以上使われていない雑草だらけの畑、それらの雑草も抜いたり、葉を刈ること等もせず本当にそのままです。
大好きなさつまいもがきちんと育っているのか心配で、東京にいてもずっと気がかりで代表に聞いてみるのですが「大丈夫だよ!」と答えるばかり。
↓自然農法の畑の一部です!8月はこんな感じでした!
・・・・・。本当に大丈夫なのだろうかという不安が若干よぎります(笑。
そして迎えた10月。
収穫目安である植付から100日以上が経ったので収穫することになりました!
猛威を振るっていた雑草は猛暑の後の連日の大雨で萎れるように全滅してました!
枯れた雑草を尻目に、芋の葉はどうやら元気なようですが果たしてここまで放置しつづけ、芋はできているでしょうか・・?
ドキドキのなか、いざ掘ってみるとびっくり!
大きく元気に育っているではありませんか!
全員で収穫しながら泥を洗い流すという流れ作業のため収穫中の写真は撮れなかったのですが、こちらは収穫後の写真です!
ご近所の農家さんもこれにはびっくりした様子で、内心うまく育たないのではないか、と心配してくださっていたそうです(笑。
職人さんたちもびっくりして見に来ていました。
よく自然農法や放置栽培という言葉がありますが、雑草はそのままにするのですが、それでもさすがに葉の部分だけは刈って手入れをするのだそうです。
こちらの畑は葉の部分も何もしていないのでこのような畑になっています。
さらに種が成る野菜の場合は自然に落ちた種で育てていきます。どこにどう生えてくるか分かりません。自然のそのままの姿にするのだそうです。
自然農法では、このままで来年もまた野菜を植えることもできます。
雑草の根が土の中に空間を作ってくれ、またミミズが耕してくれているからです。
ちなみに畑には人生でこれまで見たことのない、立派なミミズがいました!ヘビかと思った・・
写真のさつまいもの茶色い部分は、ミミズが食べたあとだそう。
ミミズのいる畑は良い畑の証です!
このようにさつまいもは若いときにミミズに食べられてしまいますが、他の野菜の根はなめられるとより強く張るようになるので健康な野菜に育つのだそうです!
あいにくの雨で、泥だらけのさつまいも堀りでしたが、すごく勉強になり楽しかったです!!
まだ若いのでしばらく熟成している最中ですが、獲れたて新鮮なうちにしかできないというさつまいものしゃぶしゃぶを教えていただきました!
薄くスライスして沸騰したお湯に10秒。塩をかけていただきます。シャキシャキのモチモチ、双方楽しめます。獲れたてのさつまいもは煮てみても美味しいです。
今回たくさん獲れたさつまいもはみんなで分けておいしくいただきました!