大学時代に二度にわたるオイルショックを経験してきた私にとって現在の原油高はとても他者事ではありません、大学卒業時は第二次オイルショックで就職難の時代です、紙や石鹼などの生活用品が市場から消えたことも強い記憶として残っています。
そもそも80数年前に日本がアメリカに宣戦布告をして参戦したのもアメリカの日本に対するオイル封鎖施策がきっかけです、現代社会において原油不足は世界共通の死活問題なのです。
時々聞かれる「ガソリンの価格が上がっても車持ってないから関係ない」という言葉、これはとんでもない無知もいいところです、原油価格はガソリンや石油価格だけではなくほぼすべての生活必需品の価格に影響します。
食品も生活用品もすべての生産に石油が使われています、また合成繊維もプラスチックなどの化学素材も原油から作られています、更には無関係と思われる野菜の価格にも影響します。
野菜を育てるのに使うトラクターなどの農業機械類は軽油が使われますし、温室の暖房にも石油が使われます、またすべての産業で共通の問題が輸送コストがあります、ガソリン代が上がれば当然輸送コストが上昇し価格に反映されるのです。
他にも電気代も上昇し家計を直撃します、オイル離れというエネルギー革命が叫ばれて半世紀、いまだにオイルは生活するうえで必須の存在なのです。
「未必の故意(みひつのこい)」という法律用語があります、これは現在の状況を継続することで確実に犯罪や事故につながると意識していながら止めることをせずして継続させるという行動を指します、また心理的には例え犯罪や事故につながったとしてもそれを受け入れているという何とも悲しい心理状況に陥っていると考えられています。
さて最近こんな「未必の故意」状態に陥っている人が増えてきたように感じています、歩きスマホや暴走ベビーカーを平然と行っている人はこれに当たるのではないかと思います、普通考えれば常識的に危険な行為にも関わらずそれを認知できないのか継続し止めることをしない、完全に脳が理性崩壊し自身の行動に関してネグレクト化していると思います。
これに関していろいろと調べていくうちに脳内ホルモンとの関係性があるということが解りました、ドーパミンもしくはノルアドレナリンが出っぱなしになることによって各種の心理状況に陥るのが解明されており、その一種であると考えられるのです。
ドーパミンやノルアドレナリンは状況変化に応じて瞬間的に出るものですが正常であればセロトニンが出て緩和します、つまり出っぱなしの人はセロトニンが出ない身体になっている可能性があるのです。
脳内ホルモンの機能の多くが食事によって大きく左右します、偏った食事が脳内ホルモンバランスを崩しているとも考えられます、でんぷん(糖質)中心の食事からタンパク質とビタミン中心の食事を心がけることが肝要です、そしてこれらを消化吸収しやすく身体内で機能するミネラルが必須です、現在人の多くはビタミンとミネラルの恒久的栄養失調症とも言われています。
宇宙産業は国家事業から既に民間企業の事業へとシフトし始めています、民間企業が次々と独自にロケットを打ち上げ人工衛星を地球の周りに送り込んでいます、また宇宙産業に乗り出す民間企業も急増しています。
ところで宇宙事業が国家レベルの時から日本企業無しでは不可能だったことはあまり知られていません、これは日本だけの話ではありません、世界規模での話です。
ロケットを打ち上げ台まで移動させる運搬機やロケットエンジンそのものまで、ロケットの製造に日本企業の部品が多数使われているのです、なかでも特殊な形状のネジの話しは有名です、日本の下町工場で作られる特許技術のネジは振動すればするほど締まっていく構造をしているのです。
人工衛星においては更に多くの日本企業の技術が詰まっています、ロボットアームに使うステッピングモーターにバッテリーと多くの人には知られていない日本企業の部品に世界の注目が集まっているのです。
今後益々こういった宇宙産業に乗り出す日本企業が増えていくでしょう、数十年間も誤動作なく動き続ける無人探査機の要求においては日本企業無しでは作れないとも言われています。
昔は戦争によって技術発展に拍車がかかりました、今では宇宙産業のニーズによって新たな特許技術を生む時代なのです、重力がある地球上と無重力空間の宇宙とでは求められる要求がまるで異なります、新たに事業を起こすなら宇宙産業が夢があって面白いかもしれません。
正月早々にアメリカ大統領トランプ氏のベネズエラ大統領襲撃のニュースには昨年から気配を感じてはいたものの本当に実行するとは正直驚きました、今年は各地で小競合い的な紛争が勃発しそうな予感がします、日本も安全神話が崩れたと考え危機感を募らせている政府的な動きが気になります。
このトランプ氏のベネズエラ攻撃後、間髪入れずのグリーランドのアメリカ領土化発言は世界中で自国の正義を形にする挙動が発生する可能性が高くなります、こんな状況のなかで「アメリカ政変80年周期説」が再度メディアに登場するようになりました、過去には何冊も書籍が出版されたのでご存じの方も多いでしょう。
この「アメリカ政変80年周期説」というのは独立戦争から南北戦争までの約80年間が第一期、南北戦争から第二次世界大戦までの約80年間が第二期、そして第二次世界大戦後から80年後の第三期は昨年2025年でした、つまり今年2026年から新たな秩序が現れるという説が急浮上しているのです、事実アメリカの多くの識者が唱え始めメディアも大きく取り上げています。
そんな中で日本は衆院議員解散という流れが起きています、この裏にはどんな事情があるのでしょうか、高市氏と言えば日本の政治家のなかでも極右と言われています、過去には憲法改正や防衛力強化など他の政治家が躊躇する問題にも果敢にアタックしています、なにやら日本も暢気に平和ボケしていられない状況になるのではないでしょうか、なにせ日本を取り巻く海域は領土問題が絶え間なく発生しているのですから。
今月に入りぐっと寒さが増してきました、初降雪の知らせも各地で聞こえるようになりました、さてそんな寒い夜にふとした疑問が湧いてきました、それは現代とは比べものにならないほど寒かった日本にあって昔の人はどのように寒さを防いでいたのかというものです。
例えば江戸時代には一部のお金持ちの家庭では火鉢や風呂があったようですが、一般庶民は隙間だらけの板一枚の家で暖房器具も風呂もありません、また布団も今のようにふっくらした暖かい綿入れの布団ではなく煎餅布団といって極薄く楮や藁などの植物を乾燥させたものを入れた布団でした、しかも全国的に現代よりもマイナス10度ほど寒かったようです。
答えを先に言ってしまうと当時の庶民の暖房は実は銭湯だったのです、家長が銭湯に行き熱い湯で身体を温めてから冷めないように急いで家に帰り煎餅布団に入ります、その布団に家族が足を突っ込んで身体を寄せ合って一家全員固まるように寝るという人間湯たんぽが唯一の暖房だったようです、その文化が今もなお日本人のお風呂好きにつながっているのでしょう、湯に浸かるという文化は世界的にも珍しい文化なのです。
また、湯冷めしないように着込んだ服も高価な綿を入れられないために服を袋状に作り中に和紙を丸めたものを詰めて空気の層で保温したようです、人間の生きるための知恵は本当にすごいと思います。
江戸時代の冬季には多くの人が亡くなっていたようで人口が数百年も一定だったのも頷けます、勿論凍死も多かったのですが江戸末期に一般庶民にも広まった火鉢で一酸化炭素中毒で亡くなっていく人もかなりの人数に上ったようです。
一般庶民は高価な炭は買えず炭の粉を糊で固めた練炭を使っており一酸化炭素が発生しやすかったのです、火鉢が無くても凍死で死に有っても一酸化炭素で死ぬというまさに生死をかけて寒い冬を乗り越えたというお話でした。