2025年11月11日 07:00
毎年のように空気が冷たく感じてくると年末年始を意識するようになります、これは何歳になっても変わらない意識です、そして口をそろえて「昨日まで正月が開けたと思ったらもう年末・・・」と言うのです、これも毎年変わらない口癖です。
本当に1年なんてあっという間です、「起業家になったら3年は赤字でも興した事業を続けろ」と周りの起業家に言ってきましたが、待つ時間は始まる前は長く感じても終わってみればあっという間なのです、事業を行うに3年など序の口です、10年続けて初めてその事業が継続できたという価値が出はじめてくるものです、ビジネスってパッションなどではなく初心忘れず努力の継続で決まると言っても過言ではありません、所詮ビジネスとはそんなものなのです。
さっぱり売れなかった商品も10年続けていると世間の価値観や流行が変わってきます、そして見向きもされなかった商品にいきなりスポットライトが当たることなど珍しいことではありません、だから最低でも3年は継続させないとその事業を興したことが正しいかどうかも解らないのです。
10年という期間の放つもっとも大きな価値は起業した覚悟が本物かどうかという証を示せることです、これは大きな根拠となります、今世界に名を馳せる料理人や職人のほぼ全員が10年以上の下積みがあったからこそです。
どんなすごい料理を作れたとして名を残せないのはその世界に誇る根拠が何も無いからに他ならないのです、料理人だけではなく天才的な技術者も技能者も全てが実力も然りだけど同じことを継続してきたという根拠が最も重要な事項なのです、儲からないからと次々に職や付き合う人を変えているようでは成功しないのは当たり前なのです。