2026年3月 3日 07:00
私の基本思考は物に関する事項に関しては究極のマキシマリズムを通しています、必要な時に必要なものがそこに無いというストレスから解放されるためです、しかし空間に関しては必要を感じなければ何も仕切らない何も置かないという空白の空間が実に居心地が良いのです、家は外壁と窓と玄関ドアだけで壁やドアなどは本当に無い方が気持ち良いとまで考えてしまいます。
その思考は庭に関しても同じで限られたスペースに空きが無いほどに植物が植えられた庭を見ると精神的に締め付けられるような気分になり大きなストレスを感じます、また私の大嫌いな「もったいない思考」や「貧乏くさい」に通じるものを感じてしまいどうも好きになれません。
ということで理想郷にあるオフィスや本丸の庭はゆったりとした空間を意識してゼロから作り直しています、木や石だらけだった庭が少しずつ自然な形に生まれ変わっています、庭は人工的に作り込まれた不自然なものではなく自然に溶け込むような情景が理想なのです。
その意味では作り込まれた園芸品種よりも雑木や山野草のような自然形を愉しめる植物が好きです、そして何もないクローバなどのグランドカバー植物だけの広いスペースがあると真に贅沢だなと感じます、スペースが有るから何かを植えないとという感覚は余裕の無さからくるような気がします、そんなイメージから人工的な植物の詰め込み庭が好きになれないのです。
ということでリセットした庭の各所はあえて手を付けずに放置しています、放置していてもあちこちで鳥や風に運ばれた種が芽を吹き気が付くと何種類もの樹木や草花が勝手に生え育っています、その中から好みで残したり移植したり伐採しながら5年ほどかけて理想とする極自然な庭が完成すれば最高です、人間によって作り込まずに自然が勝手に創出した庭、これも一つの私の中での理想郷なのです。