2025年6月12日 09:00
「ヒメヒマワリ」は2つの種類で使われています。
ヒマワリ属としての本来のヒメヒマワリ、
ヒマワリモドキ属としてのヒメヒマワリ。
画像の代表のオフィスの雑草の間から咲いているのは、キクイモモドキ属の方です。
草丈は1m〜2mで、品種によってはそれ以上になるものもあり、ヒマワリ属の小型種と比べると、かなり大きくなります。
花は、黄色で、ヒマワリと比べて、花弁(舌状花)の数が少ない傾向があり、八重咲きの品種もあります。
葉が茎の同じ高さから左右対称に2枚の葉が出る対生であることが最大の特徴で、ヒマワリ属と区別するポイントになります。
非常に丈夫な多年草でで、一度植えると毎年花を咲かせ、地下茎で増えるため繁殖力も旺盛です。
放置していても元気に育つ半面、地植えだと管理が大変!
なお、植物を観察する際に、葉のつき方に注目すると、その植物が何であるかを特定する手がかりになったり、植物の多様性や面白さをより深く感じられます
対生(たいせい):茎の同じ高さの場所(これを「節(せつ)」と呼びます)から、2枚の葉が左右対称につきます。
互生(ごせい) :茎の1つの節から1枚の葉だけがつき、次の葉は少しずれた位置につきます。
輪生(りんせい):茎の1つの節から3枚以上の葉が輪のように(放射状に)つきます。
学名:Heliopsis helianthoides
分類:キク科 ヒマワリモドキ属
開花時期:7月〜10月頃