2025年5月28日 09:00
代表のオフィスの庭の手入れを手伝っていて、
冬に花壇の樹木と草花を一掃したのですが、
元々植わっていたスズランは今年も力強く咲き始めました。
宿根草の強さには驚かされます。
可憐で清らかで、控えめでありながらも強い存在感を放っている白色スズラン。
春になると細い花茎から垂れ下がるように、6~10個の釣鐘状の清楚な花を咲かせます。
甘く、上品で、特徴的な強い香りを放ち、香水の原料としても利用されます。
地下茎を伸ばして広がり、群生を作ります。
漢字は「鈴蘭」と書き、花の形が小さな鈴に似ていることから名付けられました。
日本で多く栽培されているのは、ヨーロッパ原産のドイツスズランですが、
在来種もあり、こちらは花茎が短く葉に隠れるように咲き、香りが少ないのが特徴です。
なお、スズランは有毒植物で、特に根と花、赤い果実には強い毒性があるので注意が必要です。
学名:Convallaria majalis
分類:キジカクシ科スズラン属
開花時期:5~6月