後藤勝由2

ローズマリーは料理に使うハーブというイメージが強いのですが植物としてはシソ科に属する「常緑低木」に分類されます。
低木というのは一年草のようにその年で終わる草ではなく、同じ株が何年も生き続け茎の根元がだんだん木のように固くなっていくタイプの植物です。

南ヨーロッパ〜地中海沿岸に自生せており、道路わきなどごく身近な場所に生えているようです。
日本では主にハーブ苗として販売されているほか、公園や花壇の植栽に使われている例も見られます。

園芸の世界では、バジルやタイムなどと並んで「キッチンで役立つハーブ」として紹介されているようです。
「香りも楽しめて、剪定しながら小さな木の姿を作っていける丈夫な鉢植えハーブ」という位置づけとのこと。

さて私もローズマリーでハーブティーを作ってみました。
乾燥した葉を少し入れただけでも香りがすごく立ちますね。
血液循環を促す働きがすぐれており、疲労回復や冷え、むくみ、肩こり、血行不良による頭痛の改善に役立つようです。