2024年11月 6日 06:00
「一病息災」という格言がある。
健康な人よりも一つくらいの持病を抱えている人の方が、
日頃から健康に気を配り長生きするという教えである。
40歳を越えた辺りから元気な日が徐々に少なくなってくる。
毎日どこかが痛んだりだるさが残ったりする。
これが50歳を越えた辺りから二つ三つと年々増えてくる。
ところが還暦過ぎた辺りから徐々に元気を取り戻すようになる。
それを信じて今が辛くとも健康を意識して暮らすことだ。
身体だけではなく偏った思考も同じように若返りするようだ。
「長生きすれば必ず善い事が待っている」
健康オタクで有名な徳川家康が日々呟いた言葉である。
根拠を示した人の言葉は実に説得性があると思う。
心身ともに自分自身と真摯に向き合って生きることだ。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。