2024年11月15日 06:00
情緒豊かな生徒は人間味ある先生が好き。
目標達成に燃える生徒は真面目に教える先生が好き。
将来の目標も無くその日暮らしの生徒は、
面白おかしく冗談ばかり言う先生が好き。
自分がどんな先生が好きかで自身の理想の生き方が解る。
子供の頃は素直に大人を評価している。
そして大人になっても子供の頃の基本思考は変わることはない。
ほぼ例外なく8歳で基本思考が確立し13歳で固定化するらしい。
ところで自分はどんなメンターを欲しているのだろうか。
欲するメンターは自身の基本思考に司る理想の生き様そのものであり、
理想の姿や成れの果ての姿でもある。
誰を真にリスペクトしているかで、
未来の姿が決定されると言っても過言ではない。
ただし上手くいってもメンターの生き様を引き継ぐだけで、
メンターを越える人生を歩めることはない。
つまりメンターを欲している時点で他者依存の極みということだ。
だからこそ自身の理想郷を創出したいと真に思うのであれば、
他者に頼るのではなく全てを自身の感性と努力だけで行うことだ。
他者を頼らず他者に迷惑もかけない自由奔放な生き方をする人が、
後々他者からメンターと慕われる人になる。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。