2024年10月23日 06:00
ロジカルシンキングという発想力を鍛える手法がある。
これは直訳すれば論理的思考である。
ロジカルシンキングを有益に使えるのが経営戦略や事業計画、
そして特許のアイデアや技術的解決である。
目的を明確にしたシミュレーションと言えば解りやすい。
対して空想はただのファンタジックな想像に過ぎない。
ただ私の場合だけかもしれないが、
ロジカルシンキングと空想の区別がつかないときがある。
特に休日の昼下がりにビールを飲みながらのジャズ鑑賞。
頭の中にはいろいろなビジョンが複数同時に沸いてくる。
多くは戯れごとだと思っていると、
数日後に特許に係るアイデアに繋がることもある。
また水際で大損失に繋がる事案をストップさせたこともある。
だから頭が暴走を始めたら放置することにしている。
こんな自分に慣れているのか対処法は心得ている。
ただ弊害は数日間ゆっくり眠れなくなるということくらいか。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。