2024年7月 1日 06:00
「自分の周囲に経済循環を起こせ」の本当の意味は、
「未来の自分へ今有るお金を先送りしろ」ということだ。
真の経済循環の意味を理解できないと、
他者に自ら先に与えることを覚えない。
だから未来において他者からお金が回ってくることもない。
他者に与えたお金がたっぷり利子を含んで、
各方面から未来の自分に戻ってくる。
極めてシンプルなエネルギー不変法則そのものである。
ただし無関係の人にお金を使っても循環することはない。
それは単なる消費でありエネルギーロスに終わる。
循環と消費はまったく別次元に存在するお金の法則である。
他者に自ら先にお金を回さないのは、
経済を回すという思考を持ちあわせていないから。
だから他者も同じように回さないと思い込んでいる。
経済循環を起こす人だけが未来に大きな資産を得る。
これも極めてシンプルなお金の法則である。
経済循環を意識する人は今のお金を見ていない。
だから手元にお金が無いからと不安になることもない。
何故なら現金が無くても毎日美味しい物が食べられて、
毎日愉しい事を思う存分に出来ているのだから。
その原資は先に回したお金の恩恵によるものである。
この事実は誰も疑いようもない最大の事実であり根拠である。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。