2024年6月 7日 06:00
私が「身内」と呼ぶのは血の繋がりのない人ばかりです、既に6年前に長期休眠した経営者成功塾の達人コースは3年間で6名が卒業し現在でも4名と毎日公私共に楽しく交流しています。
私の身内はこの4名の他に長年親交のある国内外の事業パートナー企業の経営者、今もなお一声で集う元社員、またグループ企業合わせて計7名ものその道のプロである顧問、これだけで中堅ベンチャー企業以上の組織になります、加えてグループ企業の社員とスタッフがいます。
現段階でも50名超の組織がGOがかかりさえすれば明日にも結束できるまでの基盤が14年ぶりに確立しました、達人コースの卒業生は既に当社グループ企業との間で各種のビジネス連携を行っており新事業構築と事業推進を身をもって学んでもらいながら生活基盤が大幅に向上し資産がどんどん膨らんでいます。
これらの身内は私にとってどんな意味があるのかというと天の時が来れば解るとしか言えませんし伝えることもありません、隠居する身なのですからある程度は想像できると思います、ただ最終形は簡単に想像できるような世界観ではありません、誰にも想像すらできないビジョンが既に出来上がっています。
今言える事は一つ、その時点で身内全員は有り余るほどの有形無形の財産を形成しているということです、私の隠居後にはいったい何が起こるのでしょうか、今はそれぞれがやるべきことをしっかりやって結果を恐れず来たるべく日に備えて多くの経験を積んでいただけさえすればいいのです。
その根拠は長期間の経営者人生で大きな挫折を何度も味わいながらも常にリカバリーして完全復興させた実績です、そして複数の事業構築で過去1度も失敗したことがないからです、興した事業は全てで形を変えながらも最終的には投資した金額を回収し数倍もの利益を上げています。
この間の計画のずれや障壁などは事業が極めて順調に推移しているという証拠です、何故なら順調に推移していなければ善悪何も起きないからに他なりません、一過性の経済苦境や人的問題など成功するか否かという大きな岐路においては大した問題ではありません。
最も重要なことは何が起きてもどんな状況下でも一度でも信じた人を最後まで信じられるかどうかだけです、信じられるのならどんな苦境も天の時が来れば嘘のように分厚い雲間から陽光が差し込みあっという間に晴天に変わります、他者を信じられない人は信じる対象は相手ではありません、その人を信じようとする自分自身を信じられないだけです。
企業や事業の黎明期とは日々変化の連続で短期間に全てが面白いように音を立てながら変化推移するものです、順調に推移しているなら経営資源や人材も縮小と拡大を繰り返します、そして大きな障害を乗り越え徐々に収まる所に収まっていくのです。
「ビジネスも人生も常に自然の摂理に従い天の時を信じて待つ」、私は多くの経験でこれを学んできました、その縮小と拡大を繰り返している黎明過程での超流動的な状況において何を観て評価し論じたところで何の意味も持たないのです。
何をやっても上手くいかない人というのは一過性での流動的な経過状況を見ては最終結果を思い込みによって判断し、せっかく得たチャンスをいとも簡単に手放してしまうのです、自身の手で一度も成功させたことがない、真の成功者と組んだことがない、だから成功する事業や人を見極めることができないのです。
思い込むのであれば「自分は絶対成功する」と思い込めばよいのです、成功したことが一度もない人は自分自身を一番信じることができないのです、それを認めたくないから他者や状況のせいにしては逃避してしまうのです。
自律した大人というのは失望する対象は自分だけです、他者や状況に失望を感じるのは他者の褌で相撲をとる「他者依存型人間」、つまりは「他者から与えられるだけの人間」だという最大の証です。
ビジネスも人生も善し悪しを決めるのは全てがゴールした時点での結果だけです、そして自身の選択とゴールした時点の結果を信じることができれば一過性の善し悪しの状況など気にも留めずに日々淡々と流動的な事項を愉しむことができるのです、人生苦しみも楽しみも生きている間だけです、何故生きている間にもっと愉しまないのでしょう、