2023年11月10日 00:00
「乙女心と秋の空」と言うように秋は天候の変化が激しく日々寒くなるので物憂げな気持ちになります、従心近い私も秋には多くの特許出願や新事業のアイデアなど脳がフル活動する季節ですが他方で心境の変化も湧き上がり心情的には極めて忙しくなる季節でもあります。
さて心情の変化ということに関してですが昨今突然のように湧き上がってきた違和感があります、そのきっかけとなったのが時々送られてくる区役所からのアンケートです、先日そのアンケートをゆっくり読んでみて何やら天からの黙示のように感じたのです、そのアンケートとは要介護保険を支払っている独り暮らしの高齢者を対象にしたもので要約すれば「生活するうえでお困り事はありませんか?」というものです。
そして心情の変化とは私はもう他者から支援される側の人間なのだという気付きです、これまで自身が行えることで他者への各種の支援を意識して公私共に生きてきたのですがこのポリシーに突然違和感を感じるようになったのです。
長い期間ずっと愛猫から観葉植物、アンティークオーディオから保存用アンティークウイスキーの世話をしてきて加えて他者の事業や経営の世話までしてきました、愛猫や植物などは道楽ごとですが他者の世話は世話される側が自ら行うことではないのではないのか、もうそろそろ人を対象にしたボランティアライクなことは止めようじゃないか、そんな強い黙示を天から受け取った気持ちになったのです。
そんな黙示を感じてしまったらボランティアライクな事が急に偽善に思えるようになり自分らしくないと考えるようになってきたのです、思えば未来への布石で幾つかのボランティアライクな事業の準備をしているところです、さてこの受け取ってしまった黙示をどう解釈し隠居を控えた身として軌道修正したらよいのだろうかと考えている昨今です。