2023年6月30日 00:00
昨今世界中の調査機関からリテラシー欠如人間に関する報告が相次いでいます、それほど現代社会においてリテラシー欠如の問題は大きくなっているようです、このリテラシーとは「考えている事を正確に文章化する能力や文章を読んで正確に理解する能力」を指しています。
インターネットで世界中と繋がる昨今、このリテラシー欠如の問題で大きなトラブルにもなっていると言われて久しいです、その意味で多くの機関や大学がリテラシー欠如問題を調査研究しているのです。
例えば日本人の成人の場合では約30%の人がリテラシー欠如だという調査結果が出ています、これは驚くべき数字なのですが日本はトップクラスで成人のリテラシーが高いという結果も出ています、つまり他の国々ではもっと深刻な状況なのです。
仕様書や文章コンテンツを必要としない業種や仕事に就いていない人ならまだしもこれらの文章情報が重要視される業界でリテラシー欠如は死活問題です、指示した内容が受けた人によってまったく別の解釈に変えられ実行されるのですから事業推進どころではありません。
また報告も同じように焦点が曖昧で不正確なものだったらその内容で経営判断した場合には状況とはまるで別方向の答えが出てしまうわけで企業経営そのものが正常に行えなくなってしまいます、更に困ったことに最近ではリテラシー欠如に加えて「思考と事実」が頭の中で錯誤を起こしてしまう人が増えているといいます。
つまり起きている事実と頭の中で考えていたことが同じ次元の情報として記憶してしまい事実が無きものとなってしまうトラブルや記憶錯誤による冤罪が多発しているようです、これらが数年前から世界同時多発的に発生し問題視されるようになっています、いったい正義や真実は何処へ行ってしまうのでしょうか?
そしてリテラシー欠如や情報記憶錯誤の人が増え近未来の世界はどうなってしまうのでしょうか、昨今AIの急ピッチな台頭はもしかしてこの社会現象をズバリと予測していたのでしょうか?