2023年2月 3日 00:00
私が5歳のときに家の近くを流れる千曲川が氾濫し1階がほぼ浸水するという自然災害を経験しています、当時まだ5歳でしたがその時の記憶は鮮明に残っています、近所の子供らが小学校の2階に集められおにぎりやジュースが配られたことなど昨日のことのように覚えています。
日本は世界に例の無い程毎年のように死者を出す自然災害が発生する国です、地震・火山噴火・台風・竜巻・落雷・洪水・津波・豪雨・豪雪・雹害・猛暑・厳寒と、またこれらの二次災害である火山性有毒ガス流出・降灰に土砂崩れや地滑りなどあらゆる自然災害を受けています。
この歳になると各種の自然災害の怖い経験を多数してますが感心するのはその後の復旧の早さです、日本人は打たれ強いというか常に自然災害と戦ってきて家や田畑などがゼロになっても諦めずに再起する姿勢には多くの勇気を貰います、加えて近年では放射線漏れにウイルスパンデミックなどの見えない災害が多発しています、日本のどこに逃げても必ず何かしらの自然災害のリスクが伴います。
例えば過日の東日本大震災によってしばらく大きな地震が来ないと言われている東北地方は台風の影響も少ないし安全と言われていますが冬季の豪雪や厳寒の自然災害が付いて回ります、そういえば東日本大震災で九州地方に多くの人が都心から移動しました、ところが先の熊本地震に二年連続での大雨による洪水などどこに行っても安全な地は無いように思えてしまいます。
それでは海外に住めばよいのかと考えるのですが私はチェルノブイリ放射線漏れ事故や過激テロ、そして今回の新型コロナウイルス事情などを考えれば被災リスクは地球上の何処に居ても同じだと思います。
私は現在隠居後の安住の地を求めて調査研究を行っていますが何処に行っても自然災害のリスクは避けられません、でも解決法があるのです、その解決法とはその地方特有の自然災害でも回避できた例が多数存在しているということです。
その地方ではなく家の建つ場所と各種の災害に耐えうる家の作りが重要なのです、安全を確保する方法と経営や事業を成功させる方法はよく似ていると感じます、要は調査研究を入念に行いリスクヘッジをどう取り入れるかの施策だと思うのです。