2023年1月26日 00:00
「学校での成績が良いからといって、社会で認められるとは限らない」
古代ギリシャの奴隷だったのではないかと推測されている、寓話作家イソップ(本名、アイソーポス)の寓話に登場するこの一言は納得する人も多いでしょう。
太古の昔から学力を測る試験の多くはペーパー試験です、したがって教えられたことをどれだけ記憶できていて応用できるかということしか測れません。
社会に出てプロとして結果を残すのに必要なのは、記憶力と応用力ではなく「発想力」と「ソリューション能力」なのです。
利益計画然り、工程や段取り然り、更には人のやっていないことを行うにはゼロからの発想力と問題を分析し解決するソリューション能力が不可欠です。
成功する人は相手の学歴やスキルなどには無関心です、要はその人を評価する対象はどんな実績を残したかという根拠と、これから何を行なうかという知恵を絞った立案と実行能力です。
もっと言えば未来にその人がどのように成長できる伸び代を持っているのか、それが最大の人材評価ポイントなのです、未来に有益に使えなければどんな知識も輝かしいスキルも何の意味も持ちません。