2022年9月22日 00:00
隠居を強く意識するようになってからというもの無意識にいろいろなものを断捨離している自分がいます、携帯電話を新しくした際には連絡先を登録し直したら僅か30人余りしかなく自分でも驚きました。
自分の中で隠居後にも関る人間関係をどんどん絞っているのでしょう、新たな登録先でビジネス関連の人はほぼ皆無です、隠居後は私から直接連絡することはなく必要であれば引き継いだ者が代理でやってくれればよいと考えているからです。
パソコンの中にストックされていた大量の保管ファイルも不要なものは削除し今後も必要だろうと思うものは社内の情報共有サーバーに移しました、こうしておけばいざという時には引き継いだ者がいつでも見ることができ一石二鳥というわけです。
自身のパソコンには当面必要な限られたファイルだけとなりました、その結果メモリが大幅に空いたのか処理速度が一気に向上しました、有事のために保管してある過去からの情報とは意外と多いのです、整理してみて改めてその多さに驚かされます。
隠居後は自分のやりたいことを優先して時間を費やしたいと思います、隠居後まで他者の利益に関ることは極力したくはないのです。
他者の利益行為に関れば必ず責任が生まれます、隠居後は責任や義務からも解放されて穏やかに暮らしたいと思うのです、自分が思うがままに心穏やかにいられる人とだけ淡々と暮らす、それが私の理想の隠居後の暮らしです、ある意味では自分の中に小さな心の村社会を創造することを理想としているのかもしれません、社会情勢や自分と関りの無い人に振り回されたくないのです。
情報や付き合う人をどんどん狭くしていくと逆にどんどん脳の容量が空いてくるのを自覚しています、隠居後はたっぷりと空いた脳の領域を使ってこれまで理想としていてもできなかったことに対してだけフルに使っていきたいと思います。
その意味で言うと、昨年2年間という期間と莫大な費用をかけて開発した巨大なシステムを1から作り直すという決定を下しました、しかも新規に追加するシステムを入れて6サイト同時並行です、加えて各種のポータルサイトも新規構築やリニューアルを複数同時に行っています、更には未来に繋がる新規事業も複数興してしまいました、実に自分らしいとは思うのですが不安は不思議とありません。
これらの膨大な費用を捻出するのは困難を極めましたが妥協すれば後悔以外の何物も残らないことを嫌というほど解っています、だから気持は更に前向きになっています、この隠居間際の大勝負、自分がやると決めたことなのですから有言実行で最後までやり遂げるしかないのでしょう。