2022年7月 8日 00:00
新型コロナウイルスパンデミックの3年間は当初考えていた以上に社会に大きな変化をもたらそうとしています、計画の変更や新たな計画策定を余儀なくなれている企業も多いことだと思います。
そしてこの天の時を待ってましたとばかりに一気にビジネス人生最後ともいえる事業再編成をグループ全社で推し進めています、自分でも驚いたのは事業再編成を完全なものにする為とはいえまさかの新社設立と複数の新事業の立ち上げでした、周囲も「もう新社設立も新事業構築も無いだろう」と安心しきっていただけに驚いたようです。
逆に念願の金融免許が取れて事業化が見えた瞬間での当該事業会社の譲渡は周囲の誰もが予想すらしていなかったでしょう、また事業再編成によって複数の事業やサービスがグループ企業間で同時期に事業譲渡が発生しました、これによってホームページからサービスサイトの引っ越しや修正でWebチームはパニック状態に陥っています。
こうしている間にも状況の変化に対応して計画の変更は日々起きています、こんな極めて流動的な状況下でも私が絶対に変えないのがゴールとそのビジョンです、隠居後の安住の場所や隠居人生計画も含めてゴールと最終ビジョンだけは全く変えずに時々の変化に順応しています。
例えば一つの事業や会社を譲渡や解散で失っても拠点はその先の計画の為に解約することはしません、その地に拠点があることが前提での隠居計画であり私のゴールと最終ビジョンだからです、私にとっての拠点とは事業を行う為だけの場所ではないのです、その地に拠点があることに大きな意味があるのです、これを理解できる人はなかなかいないのですが5年以上私と事業推進を行ってきた人には素直に理解できるようです。
その地にあった拠点で行っていた事業が無くなったのであれば新たな事業を興せばよいだけです、更にはその地の拠点そのものが譲渡で失ったら新たな拠点を作ればよいだけです、ビジネス人生最終章は思った以上にいろんな事が起こってくれます、否自ら起こしているのかもしれません。
逆に言えば最後に大いに愉しませてもらってありがたいとさえ感じています、これが前向きにビジネスしている「ワクワク感」というものです、長い経営者人生できっとこの最後の数年間は極めて有意義な思い出深いものとなることでしょう。