2021年12月 2日 00:00
CO2の排出規制が叫ばれる中で自動車業界各社は2030年までに今のガソリン車の販売を終了させると足並みを揃えたかのように発表を行いました、ガソリン車に変わる次世代型のエコカーとして現在2媒体3種類の方式が実用化しています。
一つは水素を空気と混合させてガソリンと同じように燃焼させることによって駆動力を得る水素エンジン車で、トヨタはこの水素エンジン車でレースに出るなど技術先行していますが発売の予定は今のところないとのことです。
もう一つの水素を媒体とした方式は燃料電池車(FCV)で水素と空気を混合させて発電機を駆動し、そこで得られた電気で電気モーターを回すことによって駆動力を得るもので自家発電型自動車とも言えます。
最後の方式は電気自動車(EV)で蓄電させたバッテリーで電気モーターを回して駆動力を得るもので、アメリカのテスラ社はこの電気自動車の先駆者であり現在では時速300Kmを軽々と出しています。
ここで前出の2つの水素を媒体とした方式は排気されるのは水蒸気でありC02はほぼゼロです、また電気自動車は当然何も排出されません、さて時代はガソリン車に変わる自動車の発売が急ピッチで進んできますが現在水素スタンドや電気スタンドの整備が世界各国で急がれています。
そして自動車最大のレースであるF1グランプリですが私はいつまでガソリン車で継続するのかが気になるところです、大量のCO2を排出して走るガソリンエンジン車の競演ですがいづれは電気自動車にスイッチしてくるのではないかと思っているのです。
その時の参加メーカーは現在のトヨタやフェラーリに加えてテスラやパナソニックなどが参加してくるのではないかと期待しながら楽しみにしているのです、ただあの爆音を奏でるレースが音も無くただ回っているだけというのを見るのは切ない気持になってしまいます。