2021年11月26日 00:00
私は仕事が山積みで精神的にも追い込まれて辛い時もありますが、それ以上にクライアントや門下生の問題が深刻であれば自分のことは放置してでも対象の人とまずは何としても会って話しを聞いてきました。
徐々に明るくなる顔と声、そしてこちらも他者の問題解決しながらもいろいろな事象での学びも実に多いのです、そして最後は問題解決の方法が解って元気になった人に今度は逆に励まされるなんてこともよくあります。
忙しいのは解りますが自身の各種問題が発生して他者のことを考える余裕が無いという人も多いと思います、それは充分に解ります、でも考えてみてください、全員がそういう気持ちで他者のことを無視していたら世界はどうなるでしょう?
そして当然それは自身のときにも他者は何も支援してくれないということです、これが本末転倒ということです、自分の時には他者を頼って他者の時には何も自分は支援しない、だからそんな人の周囲には常にトラブルが絶えないのではないでしょうか?
自身が何かを与えられたいのであれば先ずは自分から他者に与えることです、世間はそう自分だけに都合よく対応はしてくれないのです。
老後に孤独を味わうとしたら自身がこれまでに生きてきた結果であることを理解することです、そして理解したら即軌道修正する、それが正しい生き方だと思います。
そもそも会いたくない人であれば正直に会わない理由を明確に述べるべきです、一時的に険悪になっても未来に憂いは残りません、その場の言いわけでの「忙しいから」という断り、この方が余程双方の傷は深く残ると思います。