2021年10月 5日 00:00
この数日大きく世の中の流れが変わったと感じているのは私だけでしょうか、新型コロナパンデミックは今後も何度かの波を形成しつつ収束するにはまだまだ期間が要すると思っています。
そんな過日イギリスのアストラゼネカ社のワクチン開発にも従事したオックスフォード大学の研究者からこんなレポートが出されました、「新型コロナウイルスは抗体を持った人に感染するごとに弱体化するように変異しいずれは旧型コロナウイルスのように単なる風邪ウイルスになっていく」というものです。
このレポートを裏付ける事実としてインドの感染者数のトレンドカーブにも明確に見てとれます、インドはワクチン接種率が10%にも満たないのに1ヶ月間で1日50万人近くの感染者があっという間に激減し5万人以下になりました。
自然感染で抗体を持つ人が増えその抗体を持つ人に感染しつつ弱体化したと観るのが正解かもしれません、「事実は小説より奇なり」でまさにこの事実は疑いようのない真実だと思います。
日本も第5波で爆発的に感染者が増えました、インドのトレンドカーブを観ていた私は「9月中旬には感染者が激減して第5波は早期に終焉する」と周囲に明確な予告を出していました、そして本当にその通りになりました、私は昨年の4月から日本だけではなく世界中の感染者数の推移とワクチン接種率を日に何度も特別サイトで眺めては常にトレンドを読み今何をすべきかを計画し実行に移してきました。
事実この1年半の間に資金を確保して新事業法人を2つ設立し上場企業との共同事業提携も締結しました、またこの間に構築した事業サイトは10以上で表示させるコンテンツも一気に充実させました、特許出願も国際特許を含めて9件にも及び現在2件を出願準備中です。
更には飲食事業での店舗は昨年の5月に長期休業して内外装工事と店内の不用品の廃棄、更には今年に入り空調・音響・照明設備を一新させました、これらのすべてがウィズコロナ時代を見据えた準備です、ウィズコロナという「天の時」を読んで準備してきた人は大きなチャンスを得ます、何もせずに収まるのをただただ待っていた人はここで大きく出遅れることになります。
いつの時代もチャンスはピンチと背中合わせに産まれています、それを肌感覚で読んで水面下で密かに計画実行していたか否か、この行動の結果は雲泥の差となり数年後に明確に表面化することになります。
新型コロナパンデミックにより延期された隠居は今となって考えるに隠居延期は必然だったと思えてなりません、この1年半という期間は私の人生にとって長期間のリスク管理しながらの事業推進という身をもっての経験ができ他に代えがたい大きなノウハウを得たと感じています、「天はこの期に及んでまだ隠居する時ではないと言っている」、延期を決断した時にそう強烈に感じたのは紛れもない事実です。