
代表の本丸&オフィスの庭で絶え間なく生えてくる最強と言いたい低木常緑樹木の一つ。
樹高は1〜3mほどで成長は比較的ゆっくりですが環境が良いと見上げるような高さまで育つこともあります。
根はひげ根状で比較的浅い位置に広がり非常に丈夫で一度定着すると乾燥や湿気にも耐える強靭さを持っています。
樹木ですが太い幹を作るというより地面から細い幹が群生して立ち上がるような姿になり、幹はあまり枝分かれせず真っ直ぐ上に伸び古い幹の皮は縦に割れ目が入ります。
枝は主軸となる幹の先端付近に集中してつき、若い枝は緑色をしていますが成長とともに木質化して茶褐色に変化します。

葉は3回羽状複葉(さんかい・うじょう・ふくよう)という複雑な形をしていて、光沢があり先端が尖っていて冬になると美しく、紅葉するものが多いですが落葉せずに冬を越す「常緑性」です。
この葉には「ナンジニン」という成分が含まれ、殺菌効果があるため古くから赤飯の上に添えられるなどの習慣があります。
花は直径5mmほどの小さな白い花で枝先に円錐状の花序(花の集まり)を付け、中央にある黄色い雄しべが目立ち清楚で控えめな印象を与えます。
晩秋から冬にかけて直径6〜7mmほどの球形の果実を実らせ、一般的には鮮やかな赤色ですが品種によっては「シロナンテン」のように白い実をつけるものもあります。
開花が梅雨の時期と重なることが多く雨に当たると受粉がうまくいかず実の付きが悪くなることがあります。
この実にも薬効成分が含まれ咳止めののど飴などが作られています。
語源は中国名の「南天燭(なんてんしょく)」を略して「南天(なんてん)」と呼ぶようになりました。
「難(ナン)を転(テン)ずる」という語呂合わせから、「難を転じて福となす」という言葉に掛けて、古くから縁起物として庭木に重宝されてきた植物で鬼門に植えたり正月飾りに使われたりします。
す。
学名:Nandina domestica
分類:メギ科ナンテン属
開花時期:6~7月

代表の本丸に何十本も植樹されています。
樹高は一般的に20〜30mほどですが高さ50m、直径2.5mに達する巨木もあり、樹形は綺麗な円錐形(ピラミッド型)になります。
根は同じ針葉樹のスギに比べ浅く広く張る浅根性があり、土壌が薄い場所や急斜面では強風による倒伏が起きやすいという弱点がありますが地表近くの養分を効率よく吸収するのに適しています。
幹は真っ直ぐに伸びる「直幹性」で若い枝先は扁平で鱗のような葉に覆われています。
枝は水平方向に広がり先端が少し垂れ下がるような姿をしていて、小枝が平面状に細かく分かれる「平面的な広がり」がヒノキ科の特徴です。
葉は鱗のような小さな葉が重なり合う鱗状葉(りんじょうよう)で、表面は濃い緑色で光沢があり、裏面は葉の重なり目に白い気孔帯(きこうたい)がありY字型に見えます。
花は雌雄同株で枝先に非常に小さな花をつけスギと同様に花粉を飛ばすので花粉症の原因となります。
日本を代表する針葉樹でその耐久性と美しい光沢から「建材の王様」と呼ばれ、法隆寺のような1000年以上続く建築物にも使われています。
また、爽やかで上品な香りは日本人にとって最も馴染み深くリラックス効果の高い香りのひとつです。
学名:Chamaecyparis obtusa
分類:ヒノキ科ヒノキ属(常緑針葉高木)
開花時期:3〜4月頃

日本の国花として古くから親しまれていて代表的な「ソメイヨシノ」を中心に非常に多くの野生種や園芸品種が存在し、代表の本丸の梅林の中にも2本ほど植樹されています。
樹高は10m~15mですが巨木になると20mを超えるものもあります。
根は地表近くに浅く広く張る性質があり、根元の土を強く踏み固められると呼吸できなくなって樹勢が弱まってしまいます。
幹は灰色を帯びた褐色で皮目(ひもく)と呼ばれる横筋が目立つのが大きな特徴です。
枝は横に広く広がる性質があり美しい樹形を作りますが、剪定に弱く「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるほど腐りやすいため注意が必要です。
葉は楕円形で縁には鋸歯(細かなギザギザ)があり花が終わった後に展開する「葉桜」も美しく秋には紅葉します。

花の多くは5枚の花弁を持ちますが八重咲きの品種もあり、最大の特徴は花びらの先端に「切れ込み」が入っていることでウメやモモと見分けることができます。
花柄(かへい:花を支える茎)が長く、房状に垂れ下がって咲きます。
実は6月頃に小さな丸い実をつけ、食用として有名な「佐藤錦」などはセイヨウバクセン(セイヨウサクラ)という特定の品種から収穫されます。
一方で観賞用のソメイヨシノなどの実は小さく苦みが強いため食用には向きません。
サクラの名称の由来はいくつかのロマンチックな説があります。
・たくさんの花が一度に咲き誇る姿から「咲く」に複数を表す「ら」が付いたという説
・日本神話に登場する美しき女神「木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)」の「サクヤ」が転じたという説。
・春に山から田んぼへ下りてくる「田の神様(サ)」が宿る「座(クラ)」であるという信仰に基づいた説。
学名:Cerasus
分類:バラ科サクラ属
開花時期:3月~4月(ソメイヨシノ)、1月(カンザクラ)~5月(サトザクラ)まで幅があります。

代表のオフィスの庭の石の間からいつの間にか生えてきます。
樹高は10〜15mほどに達する落葉高木で、根は地中深く広く張り、根の皮(桑白皮:そうはくひ)は生薬としても利用されます。
幹は灰色を帯びた茶色で老木になると縦に不規則な裂け目が入り枝は非常に柔軟で折れにくく若枝は淡い褐色をしています。
葉は形の変化が激しく卵形のものから深く3〜5つに裂けるものまであって縁には鋸歯(鋭いギザギザ)、表面には光沢がありカイコの唯一の食料として有名です。
花は雌雄異株(または同株)で小さな花が集まった尾状の花序を形成し、風媒花(ふうばいか:風によって運ばれる花粉で受粉が成立する花)で花びらがないためあまり目立ちません。
実は最初は白や緑ですが6月頃に熟すと赤から暗紫色になりマルベリーと呼ばれ甘みがあり食用(ジャムや果実酒など)になります。
※熟しても白いままの品種もあります。
非常に栄養豊富で、ビタミン、ミネラルのほか、抗酸化作用を持つアントシアニンなどのポリフェノールも含まれ、その栄養価の高さから「スーパーフード」としても注目されています。
日本に自生するヤマグワと非常によく似ていますが、マグワは葉の表面のツヤと雌花の花柱(雌しべの付け根)がほとんどない点で見分けることができます。
マグワ(真桑)は古くから養蚕(ようさん:カイコの飼育)で親しまれ、一般的にクワ(桑)と呼ぶ場合このマグワを指すことが多く、日本各地に「桑」の付く地名が多いのはかつて養蚕が盛んだった名残です。
学名:Morus alb
分類:クワ科クワ属
開花時期:4〜5月

代表の本丸に数本植樹され旺盛に枝を伸ばしています。
樹高は15~20mに達する高木でまっすぐ縦に伸びる直立型で赤い実と葉の緑が美しいことから庭木としても人気があります。
根は比較的浅く広がる性質があり、幹は赤褐色で縦に細かく剥がれ、材は緻密で加工しやすく古くから工芸品や建築材として古くから珍重されてきました。
枝は密に分岐し樹形は整いやすく葉は常緑性の針葉樹で長さ1.5〜3cmの平たい線形の葉をつけ葉先は鋭く尖り裏側は淡い緑色をしています。
花は雌雄異株(雄株と雌株が分かれている)で目立たない小さな花を咲かせ、雄花は黄色で丸く雌花は緑色で小さいです。

実は9~10月に熟し種子の周りが赤くゼリー状の仮種皮(かしゅひ)に包まれた独特の形で甘く鳥が好んで食べます。
この仮種皮以外の葉、種子、樹皮にはタキシン系アルカロイドの毒性があり、特に葉や種子を摂取すると嘔吐や呼吸困難、重症の場合は心臓麻痺を引き起こす危険性があるので庭木として扱う際は注意が必要です。
名前の由来はこの木の材質が最も優れているとされ朝廷で位の高い人に献上する笏(しゃく:儀式用の細長い板)の材料として使われたことから「一位(イチイ)」という名前がついたとされています。
このイチイと似た木にキャラボクがありますが、キャラボクは雪の重みなどで枝が横に広がりやすくなった特性を持つ品種が選抜されたものであまり大きくならない1〜3mの低木です。
イチイ(一位)とキャラボク(伽羅木)はどちらも同じイチイ科イチイ属に属(キャラボクはイチイの変種とされることが多い)しますが、最も簡単な見分け方はイチイは直立型でまっすぐ縦に伸びる15〜20mになる高木で、キャラボクは横に這うように広がるあまり大きくならない1~3mの低木なので「イチイは縦キャラボクは横」と覚えると簡単です。
さらに細かな見分け方が枝の先端の葉のつき方で、イチイは葉が枝からV字型に開いてつく傾向があり、キャラボクは葉が枝の周囲に放射状にやや密につく傾向があります。
学名:Taxus cuspidata
分類:イチイ科 イチイ属
開花時期:3~4月