2026年3月15日 09:00
代表のオフィスの庭にしっかり根付いているシダ植物の一つ。
草丈は40~80cmほどに成長し、地中や地表付近を這う根茎(こんけい)から直接葉を立ち上げます。
根茎は枝分かれしながら横へ伸びる性質があるため、しばしば大きな群生を作って地面を賑やかに彩ってくれます。
葉は鳥の羽のように小葉が並ぶ姿が美しい1回羽状複葉(いっかいこうじょうふくよう)」で、表面には程よい光沢と硬めの質感があります。
1番の特徴は葉の先端部分の頂羽片(ちょううへん)がまるで剣先や槍の穂先のようにスッと長く突き出していることで、その凛とした姿から「穂羊歯(ホシダ)」と名付けられました。
学名のacuminata(アクミナータ)は「先端が鋭く尖った」という意味があり、この植物の個性を象徴しています。
シダ植物なので花や実はつけませんが、代わりに葉の裏側へ胞子嚢群(ほうしのうぐん)という胞子が詰まった小さなカプセルの集まりを作ります。
ホシダの胞子嚢群は綺麗な円形で葉の縁と主脈の間に規則正しく1列に並んでいて、その整然とした並びには不思議な魅力があります。
関東以西の暖かい地域の山野や道端でごく一般的に見られ、常緑性のため1年中その瑞々しい緑を楽しめます。
学名:Thelypteris acuminata
分類:ヒメシダ科ヒメシダ属
開花時期:春~秋(胞子形成期)