「類は友を呼ぶ」、極めて興味深い現象である。
前向きに物事を考えると前向きな人が集まりだす。
新しい事を始めると新しい事を行う人が集まりだす。
プラスエネルギーの波動は実に心地良い。
不満を抱えていると不満を抱える人を集めてしまう。
ビジネスが上手くいかない人は、
同じように上手くいってない人を集めてしまう。
それが共通の価値観であり心地良いからに他ならない。
陽のエネルギーは陽に引きつけられる。
陰のエネルギーに取り込まれたくないなら、
常に陽のエネルギーで心身を満たしていることだ。
「今度は何しようかな?」
「**したらどうですか?」
世にある成功ビジネスとは、
意外にも始まりは飲み会での戯れ話からだったりする。
入念に計画して努力をしたから上手くいくわけではない。
ビジネスを考えるに何時も思うことがある。
「絵画や小説と同じだな」
売れる絵画や小説とはどれだけ苦労したか、
どれだけ時間をかけたかに何の価値もない。
買い手を魅了したものだけが売れる。
何も特別なことではない。
1年掛けて描いた絵が売れるなら、
誰でもが売れる画家になっていることだろう。
前向きな人と接していると元気になる。
前向きな人が多くなってきたと感じるのは、
私だけの感覚なのだろうか?
それとも、前向きな人を引き寄せているのだろうか?
いずれにしてもビジネスが推進することは実に愉しい。
前向きな人は周囲にやる気を起こさせる。
プラススパイラルで更にビジネスが加速する。
前向きな姿勢の人をどれだけ集められるか。
勝者がもっとも気にしなくてはならない事項である。
自分の良く知った道は、
勝手が解っているので歩くに容易い。
ただ、ときに人は好奇心に煽られ、
未知なる道を歩いてみたくなるようだ。
始めは新鮮で見るものすべてが輝いて見える。
「こんな世界が存在していたんだ!」
出会う人もまた出会ったこともない人達ばかり。
一抹の不安の中にもワクワクするものを感じる。
でも、それはほんの刹那な瞬間だけだ。
知らない道は進めば進むほど、
好奇心から恐怖心へと変わり心身を襲ってくる。
期待が失望に変わり不安で押しつぶされそうになる。
引き返すも地獄、進むも地獄、
立ち止まれば更に深い地獄に引き込まれる。
知らない道を歩くときは、
その道を良く知った人の後に付いて歩くに限る。
けっして知ったかぶりには付いていかないことだ。
置いてきぼりにされ身動きとれなくなるのがオチだから。