2024年11月15日 07:00
自然農法は未だに定義はありませんが基本的には肥料や農薬を使わなくても野菜を収穫できるということを目指した農法です、しかし自然農法を学んでいて幾つかのヒントを組み合わせていくと究極の農法ができると考えました、それが私が今後研究しようとしている自流の「放置栽培」であり、ずぼらな私にぴったりな名称だと思って気に入っています。
私が提言する「放置栽培」には今後の実験を明確にする意味において6つの事項を定義いたしました、それが①「耕起(土起こし)しない」、②「施肥(肥料を与える)しない」、③「散水(水を与える)しない」、④「除草(草むしり)しない」、⑤「投薬(農薬散布)しない」、⑥「種蒔きしない」です。
ここで特に最後の定義は疑問に思う人は多いと思いますが各種のデータを調査した結果可能だという結論を導き出しています、当然ですが毎年F1種を撒かないのですからどんな野菜が採れるか解りません、だからこその研究実験なのです。
※F1種:種メーカーが製造販売する収穫品種が保障された種。
これらの事項は順を追って説明していきますが、重要なことを申し上げますと私はずっと技術の世界にいたものですから曖昧な表現や根拠の無いことを提言することはしたくはありません、それは無責任な行為そのものだと思うからです、したがって何をするにも重要なのは最初から定義と根拠を明確にして提言することだと思うのです、それが何かを提言する者の最低限の責任だと思います。
そしてこの提言が正しいものなのかを6年前からベランダで少しずつ実験を行ってきました、大きな発砲スチロール製の箱2つを使って行ってきましたが肥料も農薬も使わずに新たに土を足すわけでもなく毎年ハーブ類が元気に育っています、ただハーブ類は雑草に近い性質なので実績としては極めて希薄です、そこで自由にできる畑付きの物件を購入しましたのでいよいよ本格的な実験を行っていきたいと思います。
ベランダで放置栽培のバジル・プチトマト・パセリなど