水耕栽培で余っていたいろいろな水耕栽培に向く野菜の種を通常の土壌栽培できるのかどうかという実験で放置栽培実験畑に5月中旬に蒔きました、その2週間後にはほぼすべての種は芽を出し5月の異常気象で日照不足の中でもなんとか育っています。
それにしても早摘みミニダイコンの成長はすごいです、水耕栽培でも驚きましたが1ヶ月でこの状態です、これだと1シーズンに3回は収穫できるのではないでしょうか、来年は是非ともレイズドベッドでチャレンジしたいと思います。
ちなみに蒔いた種は、ミニニンジン・早摘みミニダイコン・ミニチンゲンサイなどです、ミニチンゲンサイは1ヶ月で収穫して食べられると思いますがあと2週間様子を見ます、ミニダイコンも葉野菜としてなら収穫できます、ミニニンジンは何故かほとんど成長していません。
種蒔き1ヶ月後の各種野菜の種<6月12日>
改良品種の早摘みミニダイコンの成長が著しいです
ミニニンジンの成長が遅いのが気になります

昨年末に購入した物件にある藤棚の藤を伐採し棚を整備してブドウ棚を造ろうと思い藤を伐採する前の3月下旬にブドウの人気品種の一つである巨峰2株を藤棚の脇に植えました、4月上旬にマイナスになる日もありましたが4月下旬ごろから順調に蔓を伸ばし始めて現在では支柱に巻きつくまでに成長しています。
定植から約3ヶ月めのの巨峰<6月22日>

棚に誘引するための支柱に固定します

保険を兼ねて2株植えました

東京ラボのベランダで実験栽培中のレモンが開花した後に小さな実を付けました、花芽を欠いて50個ほど咲かせましたがほとんどは自然落果で実が付いたのは10個ほど、更に大きく育たずに落果したものがあり、現時点では残っているのは4つです。
この大きさの木では本来は花を咲かさずに全部花芽を摘み木を育てるようにするようですが、本当に実を育てると木が弱くなるか実験してみようと考え冬剪定後は放置しています。
本来はまだ木を育てる期間であり下手に実を付けさせない方が良いのです、果樹は成長期と収穫期をきちっと割り切って管理することが重要です、ということで今年は木を育てることに専念します。
レモン(リスボンレモン)が結実し少し膨らんできました(2025年6月上旬)
この後全ての実は大きくならずで生理落下しました

東京ラボのベランダでイチゴを2種栽培しています、今年の春先に「晃姫(アキヒメ)」と「紅ホッペ」の親株を4株ずつ購入して実験のためプランターと鉢に植えて成長の様子を観察しています。
3月にそれぞれに花が咲きましたが結実しませんでした、イチゴは2年で結実しなくなりますので買った苗を親株にして世代交代させないとせっかく買ってきたのに実を採ることができなかったと捨ててしまう人が実に多いです。
苗を購入するなら秋に購入し冬前に充分にエネルギーを蓄積させます、そして寒さに当てて春を待ちます、年明けには一斉に開花し結実します、ということで春以降に購入した苗は花が咲きますがエネルギーが蓄積してないので結実しないのです。
そこで春以降に買う場合は収穫を目的とせず繁殖を目的にするという切り替えが重要です、ということで買ってきた苗が花芽を出すたびにカットして子株を増やすことにしました。
子株を収集中
ランナーの先に小さな芽が付いているのでこれを土に埋めます

晃姫がどんどんランナーを伸ばして繁殖しています

紅ホッペはランナーが少ないですが脇芽で増えています
品種によって繁殖方法が異なるということもやってみて初めて解ることです

現在のところ8株の親から16株の子株が取れたのでこれ以上はランナーを伸ばしてもカットしていきます、つまりエネルギーを子株自身の成長に当てます。
この子株が来春にちゃんと実を付けるかどうかはこれからの育成方法に大きく左右します、今はただただ知識を得ては実験してみるを繰り返しています。
そしてこの増やした子株は地方拠点のオフィスの畑に実験中のレイズドベッドに10月に入ったら移植したいと思います、ということでイチゴのプランター栽培はレイズドベッド栽培に引き継ぎます。
東京ラボのベランダで珍しいハーブであるレモンマートルを実験栽培しています、昨年の夏に購入し冬に強剪定を行い樹高を半分の40Cmにして様子見しています、強剪定の目的は枝が徒長して風でかなり揺れてしまい葉を傷つけてしまうのを防ぐために幹や枝をまず丈夫に育てようと思っているのです。
レモンマートルは香りや味がレモンそっくりのハーブで日本では馴染みが無いのですが東南アジアやヨーロッパでは肉料理やスープの風味付けで用いられるハーブであり、レモンバームとローリエを合わせたような風味を醸しますので1枚で2役のハーブと言っても過言ではありません。
ただ路地に植えると樹高10mもの大木に育ちます、ただし耐寒性が無いので鉢植えにして樹高1mほどをキープさせ冬は室内で育てています。
生葉をお茶にしてもレモンの香りと酸味が凄くて紅茶などと合わせるとレモンを入れてないのにコクのある深いレモンティの味が楽しめます、こんな便利なハーブはもっと栽培されて利用されればよいのにと思ってしまいますが栽培が難しいのでしょうか、それも含めての実験栽培ということです。
樹高40Cmに縮めた強剪定にもめげず5月に入り大きな葉を付け始めました
成長の勢いが凄く小さな株なのに1ヶ月で10Cm以上伸びます
