2025年3月 4日 06:00
不動産投資で大損してしまった、
でも友人は株式投資でもっと損しているからましか。
新事業が上手くいって僅かだけど利益が出た、
でも友人の企業はM&Aで莫大な利益を出して悔しい。
このように他者比較とは実に哀れな心情を引き起こす。
損失は損失であり利益はあくまでも利益である。
他者比較行為は冷静な自己分析を誤らせる。
今の状況を冷静に把握するなら比較対象は自分自身である。
5年前に比べて今はどうだ、
1年前の状況と何が違う。
成長しているのか否か、
幸福なのか不幸なのか。
常に過去の自分と比較して現状を絶対値で冷静に把握することだ。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。