2025年3月14日 06:00
攻めの姿勢とは積極的に動くことのみに非ず。
思い入れや思い込みを排除すること。
起きている事実だけを正確に把握すること。
じっと相手の動きを見ること。
冷静に情報を収集すること。
極めて有効な策を思案すること。
焦る気持ちをぐっと抑えて天の時を待つこと。
見えているものに翻弄されないこと。
見えないものを全方位で思考すること。
これら全てが強烈な攻めの姿勢である。
動くより待つことは強靭な精神力が必須となる。
守りでなく動かざる静なる姿勢もまた攻めの姿勢。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。