2024年12月20日 06:00
流暢に自分の考えを話す人がいる。
ズバリ言ってそういう人はだいたいが信用ならない人である。
思考はしゃべる速さの数十倍の速さで処理される。
それを的確な言葉で表現しようとしたら、
何から話していいのか普通は言葉に出せないのが当たり前である。
それを流暢に話しができるということは、
思考しながらではなく記憶している事を話しているだけである。
おそらく本や他者から得た知識を披露しているのだろう。
もしくは誰に対しても同じことを繰り返して話しているかである。
本音で語り合うべきときにペラペラやられたら正直引いてしまう。
下手でもよい感情的になってもよい、
自分の本音を正直に伝えられる人が最も信用できる人だ。
※従心(じゅうしん)とは、孔子論語の「七十にして心の欲するところに従えども矩 (のり) をこえず」という節を起源とする70歳代の呼び名である。