2024年8月27日 06:00
朝起きたらすぐテレビをつけ家に居る時にはほとんどテレビを観ているだけなんていう人は老後を待たずにボケてしまうかもしれません、この人はテレビの視覚情報によって脳が疲弊し新しいものを創出するようなアイデアが出なくなるなどの脳の老化現象を加速させている可能性が高いです。
画面が常に変化することがないパソコンは同じ視覚情報でもこういったことは起きません、テレビの何が脳に良くないかというと常に動いている動画による視覚情報だからです、目は脳に直結した脳の一部であり、それ故に動物にとって視覚情報は脳で処理される情報の95%以上を占めています。
この95%以上を占める情報を数時間も入力していたら脳はどうなるでしょうか、そうですテレビを見ているだけで自覚のないままに疲弊してしまうのです、特にテレビの視覚情報は自然界には無いスピードで変化します、この急激な色や光の変化に脳が対応できずにストレスを感じ他の思考や行動を制限するようになるのです、生活スタイルアンケートで頭脳労働者ほどテレビを見ないという報告があります、その理由は「頭が疲れるから」です。
もう一つの障害が音によるホルモンバランスの崩壊です、テレビの音質は中音域がメインの所謂刺激的な音質です、この中音域主体の音を長時間聴いているとノルアドレナリンが大量に放出され自覚の無いままにイライラして怒りやすくなります。
現代人は脳を常に元気に正常に働くように工夫する必要があるのかもしれません、私がお薦めするのはリアルタイムなニュースや各種情報を得たいのであれば高音質のオーディオでFM放送を聴くことです、ここで重要なのが音質です、ポータブルラジオやCDラジカセの音質ではテレビと同じでイライラしてきます。
低音域から高音域までフラットに出ている音質はうるさく感じないし脳をリラックスさせてくれます、これは人間だけではありません、猫や犬も高音質で音楽を流しているとスピーカーの近くで気持ち良く寝ています、ところがテレビをつけると耳をピクピクさせ静かなところへ移動します、脳を常に活性化させておきたいのであればテレビの観過ぎに注意するということです。
最後にもう一つ、パソコンやスマートフォンでも激しく動く動画を見続けることははテレビと同じです、更に歩きながらスマートフォンを見ている人はリアルな動きの気配を意識しながらですのでほぼ100%脳が視覚情報に使われます、ボケを早めるだけではなく、とっさの判断が遅れ事故に巻き込まれる可能性が極めて高くなります。