2024年1月30日 00:00
孔子曰く「教えなかったことなど一度もない」。
一度でも門をくぐればそこにあるのは師弟関係。
何をもって教えとするのか、
何を教えるのかは師匠の意の自由。
それを学び取るのが弟子の覚悟。
何も教えず何も語らないのも教え。
必要なのは最後まで信じること。
理不尽なことも含めて全てが学びである。
何が起ころうが何を見ようが、
最後まで信じきる覚悟が無ければ、
その門をくぐるべきではない。
利益を求めるだけの入門など以ての外。
覚悟の無い入門は師弟共に不幸である。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。