2023年6月 1日 00:00
「凧が一番高く上がるのは風に向かっている時である、風に流されている時ではない」
イギリス史上最も偉大な人物として名を馳せる第二次世界大戦中のイギリスの首相であるウインストン・チャーチルの一言。
彼はドイツの大攻勢に屈しかけていた最悪の苦境を冷静に各種の奇策を繰り出し勝利に導きました、この一言はその時の心境を見事に言い表しています。
立ちはだかる壁が高ければ高いほど、落ちた穴が深ければ深いほど、逆境の風が強ければ強いほど、それを制覇した時の喜びと成長は一際大きいものとなります。
私個人的には簡単に「ピンチはチャンス」という言葉を吐く人は嫌いです、何故ならそういう人に限って言葉だけで何もしないからです。
断言しますがピンチはピンチなのです、その地獄のような状況の中で苦しみもがきながらも活路を見い出し乗り越えることが極めて重要なのです、そして乗り越えた人が苦境を振りかえって初めて「ピンチはチャンス」と言えるのです。
自分が今どんな状況かを考えても仕方ありません、目標に向かい進んでいる道に壁が有ったら乗り越えるしかないのです、穴に落ちたら這い上がるしかないんです、だって自分で選んだ道なのだから。
成功する人は安易なプラス思考に走りません、自分を誤魔化すよりも覚悟を決めて何が待ち構えようが目標に向かいただただ進むしかないのだから。