2023年6月20日 00:00
ロジカルシンキングと混同される事象の一つに「考え事」があります、多くの人はロジカルシンキングと考え事を混同しています。
確かにロジカルシンキングは一つの考え事ではあるのですが、大きく異なることは「ロジカルシンキングには条件がある」という点です。
例えば「具体的な課題に対して」とか、「一つのテーマを決める必要がある」とか、「ゴールを明確にしたうえでの過程を考える」などです。
対して考え事は幾ら行ったとしても結果に結び付かないことが多々あります、それは想像や空想の世界と何も変わらないからです。
しかしロジカルシンキングには「可否」の結論が明確に出てきます、したがって結果に見事に結び付くのです。
解りやすく言うと、ロジカルシンキングは意識的に行われるものですが考え事は無意識に行われているということです。
どうせ考え事で頭を使うのであれば、どうか意識してロジカルシンキングするようにしていただきたいと思います。
考え事は結論が出ても結果に結びつきづらく、ロジカルシンキングは例え結論が出なくても結果に結びつきやすいのです。
それはその過程において具体性があるからです、これだけでも覚えておいてほしいと思います。