2023年4月13日 00:00
「何も考えずに権威を敬うことは、真実に対する最大の敵である」
天才科学者であり、晩年は科学で人の心を数値化しようと試みた情に厚いアルベルト・アインシュタインのこの一言は実に心に響きます。
彼の言いたいことは、その言葉を発した歴史的背景を調べるとよく理解できます。
「人はなぜ他者の権威や名誉にしがみつき、そしてそれを材料に私欲を考えるのだろうか?」、また「何故その人の権威や名誉が真実であるか否かを確認しようとしないのであろうか?」と、常に疑問を抱いていたと思います。
自分に名声も能力も無い人は、それを持っている人と組むことでその人の権威や名誉を自分の物であるかのように周囲に思わせようとします、つまりパラサイト思考の本質そのものです。
そして権威や名誉が本物か似非かを疑うどころか例え全てが嘘であろうが自身にとって都合良く解釈します、何故なら真実か似非かということよりもそれを利用することで私欲を満足させようとしているからに他なりません。
「虎の威を借る狐」という諺が全てを物語っています、そして他者の権威や名誉にしがみつく者はその頼った人の権威や名誉が似非であることが周囲にバレた瞬間に全ての人から信用を失います。
成功する人は思い込みを排除し他者に踊らさせることなく真実だけ見極めます、疑うことなく他者の情報で踊らされる者は何れ信用を失うことを知っているからです。
他者依存しないこと、全てが自己完結できるビジネス(事業)を行うこと、これなら他者の権威や名誉などは取るに足りないないものとなるのです。
そして今度は自身の動向次第で世間を思うように動かせるようになるのです、これが一つのステークスホルダーとしての価値であり成功者の正しい姿です。