2023年2月14日 00:00
異質な薬品を混ぜ合わせると化学反応を起こし混合前の2種の薬品とは全く別の物質が生まれます、動物や植物も異種のものを掛け合わせるブリーディングはより環境に強い種や有益な新種が生まれます。
同様に人間も、国際結婚などで異種の血が混ざると身体・頭脳など優れた子供が生まれる確立が高くなると言われています。
企業の場合もまさに異種の組み合わせにより、今まで単独では考えも及ばないものができ上がるなど大いにシナジー効果が生まれます。
こういったブリーディング効果を狙い異業種・異人種を集めた企業をダイバーシティ企業と呼んでおり、これからの企業のあるべき姿だと思います。
実際に私は新事業構築の最終準備段階で、実績ある金融や営業のベテランを次々に採用し多方面での事業展開を一気に行いました。
ただブリーディングは利点も多いのですが欠点も多いのも確かです、薬品では一歩間違えると大爆発をおこし、動物などでは奇形も生まれます、企業においては失敗すれば大きな経営的・経済的ダメージが残ります。
つまりブリーディングとはハイリターンが期待できる反面、スーパーハイリスクなものでもあるのです。
しかし新たな事業にチャレンジするのであれば時としてこのスーパーハイリスクに挑まなくてはならないのです、加えて開発資金や人件費などの莫大な軍資金の確保と有効活用という大きな課題も加わります。
これが新事業を一瞬にして構築する最も効果的な手段なのです、過去に私はこの方法で幾つもの新事業の黎明期で成功を収めてきた実績があります。
これを実行するのに重要になるのが実行する前のロジカルシンキングを繰り返し行うということです、発生すべき問題を未然に防げるのは施行前の大いなるロジカルシンキングによるシュミレーションが重要なのです。
これには社内外の人間関係やそれぞれのノウハウのシナジー効果、そして周辺人脈の交流まで含めての壮大なるロジカルシンキングを繰り返します。
常識的な思考によって成功する方法は今の時代には皆無です、何故なら価値観がこれほど短時間で変化する時代においては過去の常識など邪魔になっても利益になることはないからです。
ましては思い込みや合理的思考などによる方法などもっての外です、ビジネスで成功したければ常に新しき事にチャレンジする姿勢と事前の極めてクリティカルなロジカルシンキングが肝要なのです。