2023年1月12日 00:00
「他人から"できますか?"と聞かれたらとりあえず"できます"と答えちゃうんだよ、その後で頭が痛くなるくらい考え抜けば大抵のことはできてしまうものなんだ」
ウルトラマンの生みの親で特撮専門の映画製作会社を創設し、世界に日本の特撮技術を広めた円谷英二のこの一言。
兵法三十六計に「無中生有」と言う計があります 、これは「無い物もいざという時に有れば、それは有るということであり偽にはならない」というもの。
誰でも初めてのことは当然それ以前には経験していません、つまり経験すること全てが初めてのことなのです、どんな能力も技術も必ず最初の一歩があるのです。
それを正直に「できません」と答えていたらどうなるでしょうか、そうです人生で何も得ることができないばかりか仕事も無く生活すらできません。
「できない」ことでも「できる」と言わなくてはその経験を一生得ることはできないのです、ただし「できない」ことを「できる」と言って本当にできなかったら偽りとなります。
「できない」ことも必死に勉強し工夫して可能にすれば「できる」と同じこととなり、大きな実績を一つ得ることになるのです、重要なのは「何を答えるかは問題ではなく結果が伴えば真実となる」ということです。
成功者は「有言実行」が基本、何を言ってもその通りの結果を出すことに全力をあげなくてはならないのです。
口先だけは立派な狼少年が蔓延する昨今、一度でも公言した事をその通りに結果で示して見せる強い人に出会いたいものです。