2022年12月20日 00:00
「金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならない」
紀元前200年ごろに活躍した古代ローマの劇作家プラウトゥスの時代を超えた至極の金言です。
私が「経済的に苦しい時ほどお金を使え、余裕ある時は無い時に備えろ」と言うのは一つの投資を意味します、投資とは事業投資だけではなく自己成長や人間関係などにも通じています。
ほとんどの人は経済的に苦しくなると財布の紐を締めてお付き合いもしなくなります、この状況は周囲に経済的に苦しい事実が伝わってしまいます。
経済的に苦しい時は、気持ちの余裕も無くなり直近の利益を考え長期的なプランで考えられなくなります、したがって話が性急で窮屈になり周囲からも距離を置かれることになります。
更に他者との付き合いが無くなると利益に直結するような情報も入らなくなり、将来への大きなチャンスを逃すことになります。
本当に重要な情報の多くは酒の席での何気ない会話などから結論付けされているのも事実です、それがあっての後日の契約になるのです、特に経験豊富な年輩ほどこの傾向が極めて強くなります。
また経験豊富な人は人間性の中でビジネスを楽しみます、こういった酒の席はその人間性を確認するに重要な場なのです。
大型案件はそれなりの規模の会社から齎されることは言うまでも有りません、彼らは決して簡単には心を許し重要な事案を容易に話しません。
成功する人は、経済的に豊かな時も苦しい時も常にスティディなお付き合いを心がけることを忘れません。