2022年12月16日 00:00
新型コロナウイルス禍で窮地に追い込まれた人が多い中で逆にこれをチャンスと意識して改革を進め成功を収めている人がいることを忘れてはなりません、ソーシャルディスタンスやテレワークといった社会構造の変化にいち早く対応しそれに合わせた就業改革を行って売り上げを伸ばしている企業が少なからず存在しています。
また社会構造の変化に対応させたサービスや商材を充実させ新規事業を起こすITベンチャー企業も少なくありません、フードサービス業界ではテイクアウトやデリバリーをメイン業務に切り替えて人件費や光熱費を大幅に下げ緊急事態宣言以前よりも利益を伸ばした例はいくつもあります。
またスポーツの世界でも例外ではなくトレーニングやミーティングをリモートで行い大きな成果を上げている高校や大学は少なくありません、トレーニングをリモートにしたことで監督も含め選手は心身をマイペースで休められ意外な効果を発揮した事例などが報道されています。
多くの人がピンチだと慌てる中でしっかりと世の変化に合わせて変化させ大きな成果に繋げている企業や人は業種に関係なくマイノリティの勝者です、この先どんな社会構造や情勢の変化が起きても慌てず騒がずそれを受け入れ進化することで対応していけるでしょう。
要は全てが思考と行動の問題なのです、思考は行動という出力を導き出す原動力です、上手くいっている人達はこの変化に順応するスイッチングタイムが恐ろしいほどに極めて短いのです。
どんなときもどんな時代でも何かが変化するときにはそれまでの勝者に代わり新たなる勝者が台頭します、「ピンチはチャンス」とは変化に順応し進化させることを指して言う言葉だと思います、有事の時に平時と変わらない思考と行動をとっている人は自然の摂理に照らし合わせれば淘汰されていくのは必然の結果なのかもしれません。
これまでとは何かが違うという流れの変化に敏感になることです、そして感じたら躊躇することなく後先考えずに順応することです、考えている間に世の中の状況はあっという間に変化していきます。
あなたの思考や行動は1年前と比べてどうですか、変わっていないのであれば間違いなく既に淘汰の流れに片足を突っ込んでいるのかもしれません。
そして冷静に自身の周囲を観ることです、恐ろしいほどに別世界に変わっていることを実感できると思います、浦島太郎になりたくなければ現実に目をそむけることなく自身の周囲の変化に順応することです、昨日までの仲間が既に別次元で活躍しているかもしれません。