2022年10月25日 00:00
「何もしないで何かを得ようとするのはムシがよすぎるというものだ、本気で成功したいと思うならズルはしないことだ、根気よく努力するしかないのだ」
成功哲学の祖と言われたナポレオン・ヒルの一言は、成功を望む者にとって無視できない一言ではないでしょうか?
新聞記者をやっていた彼は、当時アメリカNo1の資産家である鉄鋼王アンドリュー・カーネギーのインタビュワーに抜擢されました。
このインタビューをきっかけに、カーネギーから500人以上の成功者の調査を依頼されます。
この調査の集大成がメガヒットとなった著書『思考は現実化する』そのものであり、これ1冊で彼は巨額の富を得て財団まで創設するに至ったのです。
この一言はその著書の中で謳われている金言の一つです、自分の経験から湧き出た言葉には真の説得力が有ります。
何故ならカーネギーの依頼は20年の歳月がかかり報酬はゼロだったからです、しかし何故彼はこの無謀な依頼を引き受けたのか、そして約束を守ったのだろうか?
その答えは、著書のメガヒットとその後の成功哲学の祖としての活躍と後世にまで名を残した事実を見れば説明するまでもないでしょう。
成功する人は知っています、「僅かな瞬間の損得を考える者は常に将来の大きなチャンスを逃す愚か者の代表格」ということを。
成功したければその瞬間の損得を考えてはいけません、未来の損得で考えることが肝要なのです。
もっと言えばその場の損得を考えての行動は思惑通りにはならないのです、また損得とは金員(金銭の額)だけではなく最もこの世で大きいのは信頼です。