2022年9月13日 00:00
「俺たちは考え直さなきゃいけない、マイクロソフトが敵か味方だという考えは捨てないと。 アップルが元気になる方が大事だ」
天才IT技術者スティーブ・ウォズニアクと共に、アップルを創業した一人であるスティーブ・ジョブズの世界の経営者に聞いてほしいこの一言。
アメリカ国家技術賞を受賞したスティーブ・ジョブズは、独特の哲学が仇となり一旦はアップルの役員を解任させられます。
その後、自身の哲学通りの製品を目指してでNEXTを立ち上げその成果を評価されて再度アップルに復帰した経緯があます。
その後は多彩な才能を発揮し、作家や投資家としても名を馳せました。
この一言は、IT業界を二分していたマイクロソフトを例に出してはいるものの低迷するアップル再建に燃えたジョブズの信念を感じます。
世の経営者に多いのが誰が味方で誰が敵かという関心事です、しかしこれを考えたところで内部の問題が解決することはありません。
味方か敵かという話題は平和の時の思考です、行き残りを賭けた困窮した状況で重要なのは生きるか死ぬかの問題が先決するのが当たり前なのです。
そんな、本末転倒な経営陣へ向けた痛い一喝がこの一言です。